ダイアリー
サッポロファクトリー開業30周年のお手伝いをしました~ひまわり組~
暖かい日の光から春を感じられる季節となりました。今年度も残りわずかとなり、子どもたちは進級に期待を高めながら過ごしている所です。
さて、こどもの家の近くにあるサッポロファクトリーが今年で開業30周年を迎えます。そこで、今回年中組が装飾のお手伝いをすることとなり、1月にばら組が、そして先日ひまわり組が製作に取り組みました。
ばら組での活動を聞き、この日を楽しみにしていた子どもたち。地域の方々との交流を楽しみながら製作することをねらいとして取り組みました。
現在、ばら組が担当した色鮮やかな春の装飾が掲示されています。そして、ひまわり組は、夏と秋の装飾を担当しました。
夏の装飾のグループはスポンジスタンプに挑戦!
三角や四角のスポンジを使って白い画用紙に模様を付けていきます。
お友だちの製作を見守る姿もまた可愛らしいです。
並べて押していく子、バラバラに押していく子、同じ材料でも個性が光ります。
次は秋の装飾グループ。ローラーや筆を使って線を書いていきます。
ひまわり組では使ったことのないローラーは特に楽しんで繰り返し取り組んでいましたよ。
どんな装飾になるのか、完成が待ち遠しいです!
掲示される日をお楽しみに…。
年長さんの卒園式
神さまからの祝福の雨が沢山降り注いだ今日、
本園では年長さんの卒園式を行いました。
ここで過ごした日々は、とても長く、そして同時にとても短いものでした。
家庭を出て、初めての社会生活。
初めの頃は保護者の方と離れがたく、玄関で泣いていた子どもたちも、今では元気に登園するようになりました。
沢山の友だちや先生と出会い、様々な方に支えられ、神さまに見守られ、心も身体も大きく成長しましたね。
沢山お世話になった年長さんへありがとうの気持ちを込めて、前日には園全員で年長さんの門出をお祝いしました。
皆が手を繋いで作ったアーチの中を、嬉しそうに通っていた年長さんたち。
「年長さん、ご卒園おめでとうございます!」という大きな声と拍手に、満面の笑みで、ずっと手を振り続けていた姿が印象的でした。
そして迎えた今日。
園生活の最後の集大成としての卒園式、立派に成長した姿をみせてくれましたね。
名前を呼ばれて立ち上がり、卒園証書を受け取るために一歩一歩花道を歩く姿、堂々と将来の夢を語る姿に、子どもたちが私たちの手を離れ、独り立ちした事を改めて感じました。
嬉しくもあり、寂しくもあり…、幼かった時のことを思い出し、様々な思いが巡りました。
式の最後は、卒園児全員で合奏と歌を披露してくれました。この日の為に毎日練習した合奏はとても上手で、息ぴったりでしたね。
元気な歌声を聞いて、笑顔と涙に溢れた卒園式。
全員揃って、無事に終わることができました。
今年の年長さんは、3年間をコロナ禍の中で過ごした学年です。
本来なら当たり前にできたはずの経験をする事が叶わず、私たちも申し訳なさを感じる中で、試行錯誤しながらできることを探しました。
誰よりも大変な時期を過ごした子どもたちだからこそ、
この3年間の経験は大きくなった時の糧になると信じています。
保護者の皆様、これまで、たくさんのご協力をいただきありがとうございました。
これから、それぞれ違う道を歩みますが、その先に数多くの幸せや喜びがある事をお祈りしています。
卒園式の後も31日までいるお子さんは、残り僅かな日々、どうぞ宜しくお願いします。
もうすぐ年少さん!
暖かい日が続き、園庭の雪山が少しずつ小さくなってきました。子どもたちからは、「もう雪降らないの?」「雪遊びまだできるかな?」と冬が終わって欲しくない声が聞こえてきます。
もう少しで年少クラスへ進級するくま組さんは、「たんぽぽ組がいいな」「すみれさんになりたいな」とお兄さん・お姉さんクラスになることを楽しみに、日々を過ごしています。最近では、様々な遊びに触れ、自分の好きな遊び・得意なことを沢山見付けてほしいと思い、幼児クラスの玩具を借りてきて遊ぶことがあります。そんなくま組さんの様子を、今日はお届けします。
《カプラ ~タワー作り》
木でできた薄い板(カプラ)を、バランスよく上に積み上げていく遊びです。どこに乗せたら崩れずに積み上がるかを考える想像力や、そっと乗せる手先の器用さ・集中力、何度も繰り返すことで力加減を調整する力など、様々な力を養うことができるのがカプラの魅力です。
一人で集中して作ったり…
先生と一緒に作ったり…
友だちと協力して作ったり…
気付けば自分たちの背よりも高く積み上げることができました!
“ガッシャーン”と崩れる音や様子もまた面白いです。
《シール貼り》
直径1㎝くらいの小さな丸シールを動物や車などの形に沿って貼る活動です。手先の器用さはもちろん、完成に至るまでの長い道のりを根気強くやり抜く力が養われます。
15分以上、集中して取り組んでいたり…
「おとなりへ、おとなりへ」と言いながら、順番に貼っていたり…
年中クラスから本格的に始まる活動であっても、自分の得意を見付けて真剣に取り組む姿が見られ、大きな成長を感じます。
《小さいレゴブロック》
いつも使っているレゴブロックとの大きさの違いに驚く子どもたち。手先の器用さがとても養われ、“何を作ろうかな”、“どうやったら繋がるかな”と、イメージを無限大に広げることができます。
「みてみて!」と珍しい形のブロックを見付け、先生に見せてくれたり…
「これは?」と、お友だちとやり取りしながらブロックを探していたり…
みんなの理想が沢山詰め込まれた公園や家を作ったり…
高く積み上げたり、横に繋げたりと、とても上手に遊び、思い思いにイメージを膨らませ、作ることを存分に楽しんでいました。
くま組さんで過ごす日々も残りわずかとなりました。4月に比べ、できることがたくさん増え、様々な経験もしてきました。お兄さん・お姉さんクラスへ行っても、自分らしく、伸び伸びと過ごし、たまにくま組での出来事を思い出して、笑ってくれたらいいなと願っています。
年長さん、ありがとう
3月に入り、今年度も残り1か月となりました。年長さんとももうすぐお別れです。
コロナ禍で幼児と乳児の交流が難しいなか、年長の子どもたちは廊下やホールで乳児クラスの子どもたちをみかけると、いつも笑顔で手を振ってくれたり、頭をなでてくれたりしています。そんな優しいお兄さん、お姉さんが子どもたちも大好きで、目が合うと嬉しそうに笑っていました。
先日、2歳児くま組の子どもたちが幼児トイレへ排泄に向かったときのこと。くま組の女の子が手を洗っているのを、年長の女の子3人が、見守っていました。「お水、出せる?」「上手に洗えたね!」などと声を掛けられ、くま組の女の子も少し照れ臭そうでしたが、笑顔で嬉しそうにお部屋に戻ってきました。小さな子を助けてあげようとやさしく見守る姿に成長を感じ、感動した出来事でした。
そして3月3日。年長さんのお別れ会がありました。コロナ禍のため、ここ数年、乳児クラスは参加できませんでしたが、今年度は感染対策をとりながら乳児クラスもお別れ会に参加することができました。
最初は年少さんの発表。たくさんの動物たちやお洋服をみて「かわいいねぇ!」と目を輝かせていました。
年少さんの発表が終わると、いよいよ乳児クラスの番!感謝の気持ちを込めてひよこ組、うさぎ組、くま組で協力して製作した写真入れを年長さんにプレゼントしました。ひよこ組がクレヨンで自由画をした上から、うさぎ組が絵の具ではじき絵を行い、くま組はちょうちょや花のパーツをのりで貼り、素敵なものが出来上がりました。
最後は「小学校に行っても元気でね」の言葉のプレゼントもしっかりと言うことができました。
年中さんの発表は「カラスのパン屋さん」でした。大きな紙芝居の絵にみんな大喜びで楽しんでいました。
最後は年長さんから合奏と歌のプレゼントがありました。きれいな楽器の音色に子どもたちも集中して聴きいっていました。発表が終わると、「すごいね!!」と拍手をして大喜びの子どもたちでした。
卒園まで残り一週間。年長さんとの限られた時間を大事にして過ごしていきたいと思います。
年長さん、たくさんやさしくしてくれてありがとう!
年長 卒園感謝式・謝恩会
少しずつ春らしい日差しの強さが見られるようになってきましたね。
卒園を控えた年長クラスは、教会で卒園感謝式がありました。
これまでずっと、神様や保護者の皆様に見守っていただきながらここまで大きくなることができました。一人一人が改めてそのことに感謝の気持ちをもてるように行いました。
聖堂で行う最後の行事。当日は緊張もしていましたが、真剣な表情で参加していました。歌や長いお祈りの言葉もとっても上手でしたよ。
また、子どもたちが神父様から頂いた御絵には「あなたは、あなたのままでいい。」というマザー・テレサの言葉が書かれています。
私たちにとって、子どもたち一人一人が大切で、大好きな存在です。背伸びせず、ありのままの皆で良いんだよという担任からのメッセージが込められています。
また、式の後には、お母様方主催で謝恩会も開いていただきました。
先生クイズや思い出が沢山詰まったスライドショー等、子どもたちも笑顔溢れる時間を過ごしていました。
謝恩会係の皆様を中心として、素敵な場をご用意いただき、本当にありがとうございました。卒園まで残り僅かですが、よろしくお願いいたします。
すみれ組『十二支のはじまり』の発表をしました!
2月も気が付けば中旬ですね。最近の子どもたちは、少しずつ進級を意識しており、ばら組さんやひまわり組さんになることをとても楽しみにしています。
今年の幼児クラスは、1年に一度各クラスが催し物を考えてみんなに披露をしていました。コロナ前はこの催しを誕生会の際に行っていましたが、ここ数年はコロナ禍で出来なくなり、他の行事においても人前に出る機会が少なくなっていました。少しでも人前で発言・表現することに慣れ、その楽しさを知る経験を積むことができるようにと職員間で考え、今年はこのような形で発表の場を設けました。
2月はすみれ組が担当で、冬休み明けから発表練習に取り組んできました。
『十二支のうた』が大好きなすみれ組、朝の会前に沢山歌っていたこともあり、今回は皆で動物に成り切り、『十二支のはじまり』の劇をしました。
朝の自由遊びでも、劇のごっこ遊びを友だちと楽しんでいましたよ。
台詞や歌も完璧で、終わった後は、達成感を味わい、自信に繋がっているようでした。お友だちや先生方から、「上手だったね」と褒めてもらい、たくさんの拍手を貰ってとても嬉しそうでしたよ。
次は、お別れ会の準備で大忙しですが、年長さんに喜んでもらえるように頑張って取り組んでいきたいと思います。
みんなで自由画をしました。
早いもので2月ももうすぐ終わり、年度末が近づいてきました。
今日はもうすぐ年少さんになる2歳児クラス、くま組さんの様子をお伝えします。
一つお兄さん、お姉さんになることを楽しみにしている子供たち。お友達と一緒に何かをすることが嬉しくて、楽しくて、「いっしょにあそぼう!」とお友達に声掛けあいながら、いつも賑やかに遊びを楽しんでいます。
先日コーナー遊びの中で、大きな模造紙を用意し、みんなでお絵かきをしました。
いつもは机と椅子に座って描いていますが、今回はブルーシートの上に広げて描いてみることに。描く姿勢が違うだけでも、何だかちょっとワクワクしますね。
用意したものはサインペンと、三角・四角の画用紙。そして両面テープや小さい●シールです。自由画として好きなものを書くのはもちろん、ここに線路などを描いていったらどんなふうに広がっていくかな?と、お友達とイメージを共有しながら描けるといいなと期待しながら取り組みました。
まず始めに先生がお見本として、線路を描き、家を作ってみました。子どもたちも早くやりたい!とうずうずしている様子。
早速始めてみると、みんな自由に描いていく中、少しずつ鮮やかになっていく模造紙。一人が家を作ると、それを真似して、いくつかの家が出来あがります。
途中先生のお手伝いもあり、池が出来ると、そこを一生懸命塗っていく子や、お魚を泳がせていく子など、お友だちと相談しながら進めていきます。
あまりに夢中で、何十枚とあった画用紙は最後売り切れてしまいました。
そして大きな地図のような大作が完成!
出来上がった絵をみんなで囲み、どこに何を描いたの?と一人ずつインタビューしてみました。「ここに家作ったよ!」「池にお魚を描いた!」「信号描いたよ。」と自分の一番のお気に入りを発表し、子どもたちは思い思いに描いた絵を満足そうに見せてくれました。
またやりたい!と嬉しい声も聞こえてきたので、是非次回もやってみたいと思います。
年長 中央小学校交流➁
前回に引き続き、2月16日はゆり組、17日はさくら組に中央小学校の5年生が遊びに来てくれました。
春からは1年生と6年生になり関わる機会が多くなるため、仲を深められるよう、交流会を行いました。
「5年生いつ来るかな?!」と、ドキドキしながら朝からとっても楽しみにしていましたよ。
この日は5年生主導で、「いろはにほへと」と「じゃんけんピラミッド」の2つのゲームを行いました。ワクワクしながら、真剣に話を聞いていましたよ。
始めはできるかな…と不安そうでしたが、やってみるとすぐに夢中になって楽しんでいました。
じゃんけんピラミッドは、5年生とじゃんけんをして勝つことでどんどん先に進んで行くことができます。王様に勝つと、自分が王様になることができます。
「いろはにほへと」は、始めにスズランテープの上か下か真ん中のどこを通るかを決め、その場所を通ります。年長さんが苦戦していると通りやすいように工夫してくれる優しい5年生の皆さん。
お部屋では、カプラや折り紙等、年長さんの好きなことをして一緒に遊びました。とっても優しいお兄さんお姉さんのお陰で、笑顔溢れる年長さんです。
最後にはお別れが寂しくなってしまう程楽しい時間を過ごしました。5年生が作ってくれたカプラを「壊したくない!」としばらく残しておく姿も…
「小学校で会えるのを楽しみにしているね!」という言葉も掛けてもらい、入学がより楽しみになったようです。
中央小学校の皆さん、素敵な時間をどうもありがとうございました!
年長 中央小学校交流①
少しずつ卒園が近付いてきており、「後こどもの家に来るのも◯日か…」「卒園したくないな」と寂しさも感じている年長さん。
先日は、小学校入学への期待感を高めるために、中央小学校へ探検に出掛けました。ずっと前からこの日をとっても楽しみにしていましたよ。
まずは、図書館を見学。こどもの家よりもとっても広く、見たことがない本が沢山あることに大興奮!
途中からは5年生の皆さんが来てくれ、読み聞かせや本の紹介をしてくれました。緊張しつつも、とっても嬉しそうでしたよ。
また、授業の様子も少しだけ見学させていただきました。卒園したお兄さんお姉さんに会うこともでき、ハイタッチをする子も。
「こんな風にお勉強をしているんだね」と小学校での生活がより楽しみになったようでした。
豆まきをしました!
2月3日は節分です。こどもの家でも豆まきをしました。
怒りんぼ鬼や泣き虫鬼、いじわる鬼等、心の中にいる悪い鬼を追い出すため、鬼の嫌いな豆をまいて、一年元気に過ごせるようにしています。
節分の数日前から、「鬼は来るかな?」「怖いから嫌だな」「赤鬼が来るんだよ」等、節分の話で持ち切りです。
子どもたちは、それぞれ、鬼のお面と豆入れを作って準備万端!豆入れには、炒った大豆が入っています。
ホールに集まって、先生から豆まきの約束を聞いたり、豆まきの練習をしていると…
なんと、鬼が登場!!!
怖くて泣いてしまう子や、先生の後ろに隠れる子もいましたが、勇敢に鬼に向かって行く子も!
「鬼はー外!福はー内!」
【年少】
【年中】
【年長】
最後には鬼と仲直りをして、鬼は帰って行きました。
お昼には、給食と一緒に煮大豆を頂きました。
乳児クラスにも鬼がやってきて、豆まきをしましたよ。
皆の中の悪い鬼は追い出せたかな?
今年一年、元気に過ごせますように!